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こんな部材採用してます。

2024.03.06

新築工事では完成してしまうと隠れてしまう部分が多いです。

例えば断熱材は建物の性能に直接影響を与えるので、お客様にも関心を持っていただけますが、これから紹介する商品を使用する箇所は私たち施工者が気に掛ける部分で、お客様に直接アナウンスすることは少ないかと思われます。

また、建物を長期にわたって維持をしたり、性能を維持するためにはとても有効なものです。

今回は3つの部材を紹介します。

 

①上棟テクノ 『キソ点検口(配管対応タイプ)』

使用箇所:浴室付近(ユニットバスの下)人通口。

浴室の床下にある基礎の立上り部分の人通口をしっかりと気密断熱ができる優れものです。

従来はスタイロフォームなので蓋を作りふさいでいましたがしっかりとした気密をするためには完全にふさぐ必要がありますが、完全にふさいでしまうと点検等が行うことが困難になってしまいます。この部材を使うことにより施工後も開閉を行うことが容易であり、配管御貫通箇所もしっかりと気密を取ることができます。

城東テクノ様 『キソ点検口』商品紹介ページ

 

②キソ止水プレート(一部の現場で採用)

使用箇所:基礎部分。ベース部と立上り部の打ち継ぎ部分。

ベタ基礎のコンクリート打ち継ぎ箇所に鋼板製のプレートを埋め込むことで、「水」や「シロアリ」の侵入経路を塞ぎます。

当社では完成後の外構が基礎のベース天端よりも高くなる場合などに基礎内部に浸水するのを防ぐ際に使用しています。

城東テクノ様 『キソ止水プレート』商品紹介ページ

 

③防水役物®配管用

使用箇所:パイプファンや排水管等の配管の外壁貫通部分。

従来は防水テープにて施工していましたが、この部材を使用することにより防水材を継ぎ足すことなく配管形状に応じた防水ラインを作ります。また配管にフィットする材質で配管の外周にピッタリ密着し、非常に高い水密性を確保することができます。

城東テクノ様 『防水役物®配管用』商品紹介ページ

 

城東テクノさんでは『GAISO』というシリーズの商品があり、今回紹介した商品以外に今後採用していく予定の商品もあります。

どうしても設備や仕上げ部分に目が行ってしまうのですが、私自身はこのような完成すると隠れてしまう施工箇所への対応が設備の性能や仕上部材よりも重要だと考えます。

隠れてしまう部分の当社での施工方法や部材をブログで紹介していきます。

#新築#施工

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