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新築標準仕様について。

2024.01.31

弊社の新築の標準仕様を現在作成中です。

標準仕様のコンセプトとしては弊社のコンセプト『幸せを一緒につくる』をもとに、住まう方が長きにわたり安心して幸せな家庭を築けるよう下記の事項を取り入れ仕様を検討しました。

・家族が安心して生活を送れる空間。
・メンテナンスが容易であり、ランニングコストを抑えれる仕様。
・コストバランスを躯体や断熱材及び開口部に寄せる。(住宅設備等は更新などがあるが躯体や断熱材は更新が困難なため)
・断熱数値や気密数値だけにとらわれず、建物全体の換気や湿気の検討がなされている。
・2世代以上が引き続き住まうことのできる建物。
などなど、住まう方目線、施工目線、維持管理目線を重視しております。

デザイン性や居住空間の検討は設計プラン打ち合わせにより対応します。
弊社は見た目よりかはどちらかといえば建物本体の性能によっている仕様かと思います。

具体的には、この標準仕様はすべての建物で下記の事項を標準とします。
・長期優良住宅
   耐震等級(倒壊等防止)2等級、断熱等性能等級 5等級、一次エネルギー消費量等級 6等級
・樹脂窓(YKKAP APW330(準耐火仕様はAPW330防火窓))
・住宅用制震ユニット MIRAIE 設置
・省令準耐火仕様(準耐火仕様はイ準耐火構造)
・気密処理(気密検査実施)
・断熱材は壁:ロックウール断熱材、床下・屋根:フェノバボードです。

現在、参考坪単価は非防火仕様で1坪当たり73万円(税込み)となります。(建物本体工事のみ)

標準仕様書が完成しましたら、資料ダウンロードよりご覧いただけるよう公開します。

参考として仕様検討をするために作成しました、図面、矩計図を掲載いたします。
この図面は法22条地域での標準仕様の坪単価の基準として作成いたしました。
ちなみに外皮計算での結果は断熱等性能等級は6等級でした。
付加断熱材(外断熱材)を使用せず、一般的な壁充填断熱の工法で6等級は取得可能な場合もあります。

都市部向け(大阪市内等)の3階建準耐火仕様についても現在、仕様検討中ですが2階建て同様になるよう試行錯誤中です。

【非防火】2階建て‗矩計図

【法22条地域】木造2階建て プラン

#仕様

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